
Final Cut Proのプロジェクト容量を小さくして、データ保存しやすくしよう
お久しぶりです。Fです。そろそろブログ再開しようと思ってリハビリ記事です。
(ブログ更新してなくてもある程度は読まれてて、これまで頑張ってきた甲斐あったのか〜と感じております。)
で、タイトルの通りなのですが、動画編集ソフトで動画色々やると、プロジェクト一色の容量がめちゃめちゃデカくなりますよね。
動画作り終わったら消す方もいると思いますが、後でなんかするかも・・・と思って残すことも多いはず。
で、そんなめちゃデカ容量をたくさん置いておくのって結構ハードで、数TBのHDD持っててもどんどん足りなくなってくわけです。
今回はそんな悩みを軽減するTipsです。
Final Cut Proで説明しますが、似たことは他のソフトでもできるんじゃないかと。
Final Cut Proのプロジェクト容量を小さくしよう
お悩み軽減といいつつ、やることはシンプルで、プロジェクトの容量を小さくしていきます。
Final Cut Proのプロジェクトファイルの中身を知る
まずはFinal Cut Proの中身を知って、どのファイルを消していいのか、何が容量を食っているのかみていきます。
プロジェクトファイルの中身の見方
プロジェクトファイルは.fcpbundleという拡張子で、PCの中に保存されています。(設定によりますが、大体ムービーディレクトリの中)

WクリックするとFinal Cut Proが起動してしまいますが右クリ→パッケージの内容を表示 で中身が見れます。

ディレクトリの構造
中身を見てみると、__ で始まるファイルとか、ごちゃごちゃしていますが、Final Cut Proで作ったイベントと同名のディレクトリがあるはずです。
ここが、イベントで作成したデータが入る場所です。(プロジェクトにイベントが複数あればディレクトリも複数あります。)

さらに中を見てみると、Original Media、Render Files、プロジェクト名のフォルダ、その他ごちゃっとファイルがあります。

Original Mediaはプロジェクトに読み込んだ素材、Render FilesはFinal Cut Proが生成(レンダリング)したデータ、プロジェクト名のフォルダはプロジェクトの設定データ、がそれぞれ入っています。
まとめるとこんな感じ。
ディレクトリ名 | ディレクトリ名 | ディレクトリ名 | 説明 |
.fcpbundle | Final Cut Proプロジェクトファイル | ||
|- | イベント名 | イベントごとのディレクトリ | |
|- | Original Media | 元の素材データが入るディレクトリ | |
|- | Render Files | 生成されたデータが入るディレクトリ | |
|- | プロジェクト | プロジェクトごとのディレクトリ |
さて・・・誰を消そうか
結論から書くと、Render Filesの中身を消します。
Render Filesの中身はFinal Cut Proで再度プロジェクトを読み込んで書き出しすれば復活できます。
そして、こいつらが最終的に書き出された動画ファイルの中身(各フレームごとの画像など)なので、最も容量がデカいのです。
ここをオラッと消すと、100GBあったプロジェクトデータも20GBに!なんとスッキリ・・・
ちなみに、ここのデータを消したプロジェクトを開くと、画像の生成から始まるのでちょっと起動が遅くなります。
なので私は、このプロジェクトはもういじらんな〜ってなってから消してます。
Final Cut Proのメニューからもできるくない?
できます。。。
実際はこちらのメニューからやってることと変わりません。


個人的にはちゃんと消えてるのが目で確認できるので自分で消す方が好みではあります。(いちいちFinal Cut Pro起動しなくても消せるし。)
まとめ
書き出しデータやキャッシュは要らなくなったら消しませう。
ではまた。
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