2outのオーディオインターフェースしかなくてもステレオ出力で同期演奏できますよ
知ってましたか奥さん?Fです。
役に立つのかわからないTipsですが、2outのオーディオインターフェースしかなくてもステレオ出力で同期演奏はできます。
よく同期演奏の機材で調べると、4out必要です!と書いてあると思います。
オーディオインターフェイスには主に入力・出力ともに2つずつ(2in2out)、4つずつ(4in4out)、はたまた入力は2つだけど出力は4つ(2in4out)、もしくはそれ以上の大型のものなど、様々なモデルがあります。
同期演奏を行う場合、出力が2つしかないものを選んでしまうと上記の同期の音源とクリック音、またはクリックが入った同期音源パートを上手く分けて音出し出来なくなってしまいます。
強引に右(R)のチャンネルからは同期の音、左(L)のチャンネルからはクリック入りの音源を出す、という手法を取れなくはありませんが…
同期演奏をしっかりと臨場感あるサウンドに仕上げるためにも、4ch以上の出力を備えたインターフェイスが必要となります。
https://www.shimamura.co.jp/shop/nagoya/product/20200717/9073
2outでやろうとすると、Rが音源/Lがクリックとかはできますが、音源がモノラルになってしまって寂しいよ、ということですね。
2outのオーディオインターフェースでもステレオで同期演奏する裏技があるのでご紹介します。(mac限定)
Audio Midi設定、機器セットを使いましょうよ
Audio Midi設定アプリを使い慣れてる方なら楽勝だと思いますが、Audio Midi設定を使えば複数のインターフェースをまとめて一つの物として扱えるようになります。
そして、macにはそもそもイヤホンジャックが付いているので、オーディオインターフェースの2out+イヤホンジャック(ステレオ/2out)で4outにしようというわけです。
設定は至って単純で、Audio Midi設定で機器セットを新規作成→macのスピーカーとオーディオインターフェースを選ぶだけです。
これで作られて機器セットがオーディオインターフェースとしてDAWなどで使えるようになるので、あとはDAWで4outの時と同じように設定すればOKです。
流石にmacのスピーカーから音を出してもしょうがないので、オーディオインターフェースに音源を出力して、PA(ミキサー)に、macのイヤホンジャックからクリックを出力して自分用のイヤホン(モニター)にする感じですかね。
実際これで演奏ガンガンやってるわけではないのでもしかしたらクロックズレとか設定次第ではあり得るかもしれませんが、、
高い機材なくてもできて、結構良いと思うんですけどね。意外と書いてる人いないですね。
ではまた。
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