同期演奏を取り入れたバンド練習
こんばんわんこそば。
先日、同期演奏を取り入れた状態で、初めてバンドでスタジオ練習してきたので、今日はその時の感想や、注意点について語ろうと思う。
やったこと
友人たちと久々にスタジオに入ろうと言うことになり、アイドルマスターの曲をコピろうという話になった。
今回やった曲はreadyといったブラス/ストリングスが入ったPOPなものや、relationsという打ち込みが前面に出ているような曲まで様々だった。
バンドとしては、所謂4ピースバンドで、ボーカル/ギター/ベース/ドラム(←ドラムが私)という編成だ。
なので、バンド演奏+同期のブラス/ストリングスといった形や、ビートの7割ほどを打ち込みにして、打ち込みとドラムが合わさって初めてビートが完成するような形の演奏形態とした。
結論
バンド楽し〜〜〜〜
同期むじ〜〜〜
セッティング面の感想、注意事項
時間がかかる
今回のセッティングとしては、以下の記事通りのものとした。
単純にドラムのセッティング+機材のセッティングで20〜30分ほどかかってしまった。(オーディオインターフェースの端子が緩くなっていて接続がうまくいかなかったこともあるが)
ここからバンド全体の音量調整を開始したので、曲の練習が始まったのはスタジオに入ってから1時間後ぐらいだった記憶である。
とにかく慣れて、セッティングを高速化しないとライブはかなり厳しい予感。
音量調整も大変
ある程度事前に同期音源の音量調整はしていたが、実際スタジオで鳴らしてみると、他のパートとの兼ね合いを考慮しての調整が必要で、事前準備の通りにはいかなかった。
この辺りのセッティング関連は、経験を積んで早くできるようにする必要がそうだ。
電源が足りなくなる
これはかなり見落としていたが、PC/EAD10/オーディオインターフェース/ミキサーとかなり使う機材が多く、電源が単純に足りなくなった。
スタジオで借りれたので問題はなかったが、自分で電源タップを用意した方が良さそう。
演奏面の感想、注意点
ズレる
同期演奏において誰もが危惧することだと思うが、やはりズレる。
単純に自分の演奏がずれてしまうということもある。
が、同期のクリックを聞いているのがドラム(私)だけなので、他のメンバーはさらに同期とズレやすくなる。他のメンバーの演奏に引っ張られて私もテンポが変わることがあった。(元々そういうクセだったと思うが、同期を導入してみてかなり感じた)
個人練ではクリックに合わせて叩けていたが、いざバンドで合わせてみるとまた一段難しかった。
まあ、ドラムはきっちりクリックに合わせるのと、他のメンバーはドラムにしっかり合わせようという話ではある・・・けど、逆に盛り上がるところはちょっと打ち込みを早めたり、タメたいところは遅くするなど同期自体をもう少し凝るのもありだと思う。
今回は久々にスタジオに入ろうという形で、固定でバリバリやっているバンドではないのでそこまで凝れなかったが、そのようなバンドでは一考の余地有り。
あと、ちょっとズレた時にテンポを戻す必要があるが、急に戻すとあからさますぎて演奏が変な感じになってしまった。
だんだん戻すという、うまい調整力が必要だった。
モニター環境
イヤモニからクリック&同期音源+EAD10のマイク入力を聞いていたが、EAD10を自分向きにしていたので他のメンバーの音は良く聞こえなかった。
最終的にはイヤモニを片方外しての演奏に落ち着いたが、ここも馴染むまでかなり時間がかかった。
かつ、ライブの時と全然違う音を聞いていそうなので、仮にライブをやる場合かなり怖い。
でも楽しい
辛そうなことを色々書いたが、やっぱりバンドは楽しいし、同期によって演奏が豪華になっていくのはかなり良かった。幅がぐんと広がる。
ウワモノを足すだけでなく、生演奏ではできないテクノなビートも作り上げられてマジに最高。
ではまた。
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