OBSで音声を複数録音して後で分割して編集する方法【マルチトラック】
こここここんばんは。Fです。
こちらの記事で少し触れましたが、OBSでは音声の設定を変更すると、複数の音声込みで録画して、後で音声をバラすことができます。(=マルチトラック)
今回はこの説明になります。
何がいいのか?
音声をバラして録音することで、後で個々の音量やエフェクトの調整ができるようになります。
バラさないで録音した場合、例えばゲーム音と自分の声のバランスを修正したくてももうできません。
これがバラしておくことで可能になります。

↑な感じで、動画編集ソフトで2つの音源に分解されます。
ただし、マルチトラックに対応した動画編集ソフトが必要です。
Final cut proやAdobe Premiereはできるようですが、無料のものだと厳しいかもしれないです。
設定方法
録画設定
まず、録画の設定を行います。
設定>出力>録画>音声トラックで全てにチェックをつけておきます。

ここは、音声の箱(=トラック)を用意するイメージです。
上の図の場合、6個箱が用意されている形になります。
音声の設定
こちらでは、先ほど用意した箱に、なんの音声を入れるかを決めていきます。
音声ミキサー>歯車マーク>オーディオの詳細プロパティを開きます。

ここで、どの音声を何番のトラックに入れるかを設定できます。
上の図の状態では、以下の割り当て状態になっています。
・全ての音が1番
・Vo(自分の声)が3番に
・CHD312_audio(ゲーム音)が4番
・airpod(サブのマイク)が5番
これで録画して動画編集ソフトに取り込むと、上の割り当ての通りに4つの音声ファイルが扱えるようになっています。
3、4、5のバランスをいい感じに調整したり、自分の声にエフェクトをかけたり、編集がやりやすくなります!
配信も見据えたおすすめの設定
以下の記事でも説明しましたが、配信で選べるのは1つのトラックだけです。
つまり、配信の時は全ての音が入ったトラックを設定している必要があります。
なので、配信用のトラック1つと、録画用のトラックを分けておくと設定の手間が少なく済みます。

配信のトラックは1を、録画用には全てのトラックを選択している状態にしておけば、いちいち配信と録画で設定を切り替えたりしなくて良くなります。
どどどどどどうでしょうか?
ではまた。
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