【Cubase】DTMで効率化【テンプレート】
お久しぶりです。Fです。緊急事態宣言が明けましたね。
緊急事態宣言期間は在宅勤務で時間があったけど、また出社が始まって時間がなくなってきた、なんて方も多いんじゃないでしょうか。
そんなこんなで、DTMで曲作り以外を効率化をして、曲作りの時間を増やして行きたいな〜というのが今回の記事です。
なんとなく、DTMって機能名で調べればいくらでも出てきますけど、効率化とか、俺はこうしてるよ的な形での紹介ってあんまりネットにない気がします。みんなどう探してるんだろう?
今回紹介するのは、プロジェクトテンプレートとトラックプリセットです。
Cubaseでの紹介になります。
プロジェクトテンプレート
Cubaseで、新規プロジェクトを作成する時に出てくるこの画面で、プロジェクトの枠組み(=テンプレート)が選べます。

これはCubaseで元々用意されているものですが、曲を作っていると当然自分のスタイルがあって、いつも使うやつがありますよね。
その、いつものやつを保存して、Cubaseで新規にプロジェクトを作成する時に呼び出すことができます。
やり方
めちゃ簡単ですが、Cubaseのプロジェクトを開いた状態で[ファイル]→[テンプレートとして保存]と押すだけです。

これで、名前をつけてプロジェクトのテンプレートを保存できます。
すると、Cubaseで新規プロジェクト作成の時に選べるようになります。

上の図だと、FBandがバンドものの曲を作る時、F_gameがゲーム実況する時、といった感じになってます。
プロジェクト内の、トラックの色分けとか、FXトラックのリバーブをそれぞれに挿すとか、ぽちぽちやるのが手間なとこが一気に端折れます。さいこ〜〜〜
テンプレートの例
私はギター2、3本、ベース、ドラム+たまにシンセな歌物バンド系をデモとして作ることが多いので、こんな感じに用意してます。
ドラムとベースは打ち込みをする時と生演奏するときがあるので、予め2つ入れてます。

Tips
以下はやっておくといい感じです。
・大体使うプラグインはさしておく(EQ,コンプ,アンシミュとか)
・FXトラックへのsendも入れておく
・PANを振っておく
・フォルダーにまとめておく
さらに、大体書き出す時にマスタートラックにマキシマイザーやiZotope Ozoneなどマスタリングツールをかますと思いますが、これが入っているとモニタリングに遅延が出るので最終的にマスターに入れるプラグインだけが入ったオーディオトラックを用意しています。(上の図だと「ステレオアウト逃し」というやつです。)
書き出す時だけ、そのプラグインインサートをコピーすれば、遅延に悩まされないし、毎回プラグインを選ぶ必要がありません。
注意点としては、テンプレートとして保存したときの状態がそのまま保存されるので、オーディオデータなどは消したまっさらな状態で保存すると良いです。
トラックプリセット
プロジェクトのテンプレート以外にトラックもテンプレートが作れます(Cubaseだとトラックプリセットという名前です)。
新規にオーディオトラックを作成すると左のインスペクタで「トラックプリセットなし」と表示されているアレです。

ここでトラックのプリセットを選ぶことができ、insertやFXへのsendなど諸々が設定された状態に切り替えられます。(インストゥルメンタルトラックでも作れます。)
やり方
見たまんまですが、左の四角いアイコンを押すと現在の状態が保存できます。

この設定はよくできたな〜というやつや、よく使う設定は覚えさせておくと便利です。プロジェクトテンプレートに大体入っていますが、あ、アレも使おうとなった時にすぐに呼び出せます。
Tips
Cubaseデフォルトのテンプレートがたくさんあって紛れてしまうので、見分けがつく名前にしていると良いです。
私の場合は頭に「F_」とつけて、これで検索すれば自分のものだけが出るようにしています。
また、楽器の種類関係なく一律で保存されるので「F_楽器名_曲名か用途」で統一してます。
保存する時にカテゴリも選べるので、そちらでも良いですね。
音楽関係の記事書くのめっちゃ久々な気がする笑
ではまた。
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