【HD60S】macでSwitchのゲーム実況する方法【Catalina】
みなさんいかがお過ごしでしょうか。Fです。
私はすっかり引きこもり生活で、ネットサーフィンを楽しんでいたところ、芸人の戌井ヒロシが実はサバンナ高橋だということを初めて知りました。彼もまた自由な男ですね。
そんなサバンナ高橋のYoutubeチャンネルであるしげおチャンネルに憧れてSwitchの実況をしたいなと思った今日この頃です。
ということで、Switchで実況をする機材を諸々買ってみましたので、設定〜録画方法について説明したいと思います。
なお、後述しますが今回はmacでの設定になります。
ネットでは「macは実況に向いてない」「catalinaにするとうまくいかない」という記事もありましたが、それなりにうまくいったので動作確認結果も含めてお伝えします。
2021/6/9追記
新しいキャプチャーボードの記事も書いたので、そちらも参考にしてください。
追記終わり
また、これまでの、「macでゲーム実況解説」記事の内容も出てきますので、macでPC内の音を録音するなどの内容はこちらの記事を参照してください。
今回説明する環境
まずPC環境について説明します。
私のPCはmacOS10.15(catalina)、メモリ16GBのmacBookPro2019年モデルです。
必要なもの
配信には以下が必要です。
必須
- PC
- キャプチャーボード(Switchの映像と音声をPCに入れるために必要)
- PCモニター
- HDMIケーブル2本
- USBケーブル
あると良い
- マイク
- オーディオインターフェース
- DAW
モニターが必要な理由
「パススルー」などで検索すると出てきますが、ゲームのキャプチャーをする際に、PC側の映像は少し遅延が発生します。
アクションがあるゲームではかなりやりづらいので、TVでゲームをしているときと同じように遅延をなくすために、HDMIの信号を分岐します。
これがパススルーです。これを行うため、モニターが必要です。
キャプチャーボードについて
macに対応しているキャプチャーボードはかなり少ないです。
今回はその中でも安価なHD60Sを使用しました。amazonで約2万円でした。
ケーブル類はこれらを繋ぐために必要です。(大体キャプチャーボードに付属されているので買い足すことはありませんが)
接続方法
機器の接続方法について説明します。
「必須」のものだけで繋ぐ場合

「あると良い」も含めて繋ぐ場合

PCとソフトの設定
ゲームの録画をHD60S付属ソフトで行う場合
HD60Sの付属ソフトであるElgato game capture HDを使用します。
これをDL〜起動し、前述の通り機器をつなげば、Switchの画面が録画できます。(配信もできます。)
ちなみに私のmacでは、Safariを立ち上げたまま録画して使用メモリ7GBぐらいでした。動作は安定していて、全く問題ありません。
ゲームの録画をOBSで行う場合
配信で有名なOBSも使用できます。当然、録画と配信どちらも行えます。
macでHD60SをOBSに繋げる場合、ひと工夫が必要になります。
Windowsでは繋いだ時点でOBSの「映像キャプチャデバイス」にHD60Sが出てくるのですが、macでは出てきません。そこで、Elgatoが配布しているOBS Linkを使います。
これは、NDIという技術を使ってHD60Sの映像をOBS送れるようにするソフトです。
これをインストール&起動しHD60Sを選びます。

すると、OBSの「NDI Source」に***mac.local(OBS Link)という選択肢が出てきますのでこちらを選ぶと、OBSにSwitchの映像が取り込まれます。

注意点ですが、OBSは必ず最新版にしてください。
古いOBSを使用したところ、NDI Sourceを選択するタイミングでアプリがクラッシュすることがありました。
また、OBSではSwitchの音声が途切れることがあり、mac(catalina)での動作は安定していない印象でした。
ここまでで、Switchの映像と音声を取り込む&自分の声を入れるまでができるようになります。
*音声の入れ方と各ソフトの説明はしませんが、PCのマイクを利用するようであれば各ソフトの***のマイクを入力に選択すればとれますし、USBマイクを使う場合はそちらを選択すれば使えます。
また、モニターから音を出してしまうとマイクに音が入ってダブって聞こえてしまうため、イヤホンをすることを推奨します。
おまけ:あると良いの構成での設定
ここからはさらに拘りたい人向けです。
以前の記事で紹介しましたが、音声をDAWで録音すると後で色々調整ができます。
これとさらに組み合わせていきたいと思います。(基本は前回と同じです。)
まず、OSの出力設定をBlackHoleにします。その上で、BlackHoleとオーディオインターフェースのドライバをまとめた機器セットをAudio Midi設定で作ります。
これをDAWの入力として使えばOKです。
信号の流れとしては以下になります。

Switchは高画質なので、音声にも拘っていきたいぞ!という方は是非こちらを試してみてください。複数人で実況する場合に一人1台ずつマイクを立てたい場合にもおすすめです。
ではまた。
最新記事 by FDrumer (全て見る)
- Final Cut Proのプロジェクト容量を小さくして、データ保存しやすくしよう - 2023-04-19
- THR10-II買いました - 2023-03-06
- VOX VALVENERGY 買いました - 2023-02-21