【ゲーム実況向け】macの画面収録でPC内の音を録音する方法②〜自分の声とPCの音を録音する〜
昨日に引き続き、ゲーム実況をしたい場合など、macから再生される音(ゲーム音や、Web通話の相手の声)を録音したい場合のやり方について解説していきます。
今回はPC内で再生されている音に加えて、マイク(自分の声)を録音する方法について説明します。
必要なもの
ミキサーなど
PC内で再生されている音(ゲームなど)とマイク(自分の声)を録音するためには、2つの入力を一つにまとめる必要があります。
2つの入力を1つにまとめたものを、QuickTimePlayerで録音することになります。
そこで、ミキサーなどを用いて、2つの入力を1つにまとめます。
有名なものだと、LadioCastというソフトがあり、Webで検索した感じだと多くの方はこちらを使っている様です。(AppStoreからDLできます。)
今回はこちらではなく、OSに元々ついている機能であるAudio MIDI設定で実現してみます。
(どちらでも良いと思いますが、OSについている機能の方が安心感があるので、私はこちらを使っています。)
(macって元々ついている機能が多いですが、細かい機能は意外と知られていないですね。)

手順
早速Audi MIDI設定を立ち上げます。
こちらのアプリは、OSにインストールされているオーディオのドライバであったり、接続されているMIDIデバイスの色々な設定ができます。(Appleの公式はこちら)
前回の記事の通りにBlackHoleをインストールすると、以下の様な表示になっていると思います。

これは、デフォルトで入っているMacBook**のマイク/スピーカーと、BlackHoleがそれぞれ使える状態になっています。
Audio MIDI設定では、機器セットという複数のオーディオをまとめて1つにする機能があります。これで、マイクとBlackHoleを1つにまとめます。
画面左下の「+」ボタンを押すと、機器セットを追加するメニューが出てきますので、機器セットを追加します。

これを押すと、画面の右側に、どのオーディオデバイスを使うか選択する画面が表示されますので、「MacBook**のマイク」と「BlackHole」の2つにチェックをつけます。

ちなみに、機器セットの名前は好きなものを付けられるので、わかりやすい名前にしておくと良いと思います。(上の画像では「BlackHole&マイク」と付けています。)
ここで機器セットを作成すると、1つのオーディオドライバとして扱うことができる様になります。
例えば、OSのサウンド設定でこちらが選べる様になります。

ここまでで設定は完了です。
あとは、QuickTimePlayerで画面収録する際に、入力を先ほど作成した機器セットにすればOKです。
ただし、Audio MIDI設定はそれぞれの音量バランスを整える機能が(多分)ないので、バランスの調整はPC内の音を上下させて調整することになります。
ここまでで、ゲーム実況ができる様になったと思います!
ではまた。
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